古いクーラーにドキドキワクワクしながら清掃頑張っているおそうじ革命 八王子南店の石井俊行です。
先日クーラー清掃で青梅市へ伺ったのですが結構古い1990年式でした。
こういう年代物のエアコンは何がいけないかというと壊れる可能性が高いですし壊したら直せないというトコロです。プレッシャー半端ないですw
一応説明すると、メーカーがエアコンを製造して10年以上たつとそのエアコンのパーツや部品の保持義務というのがなくなります。そのことから製造から10年以上経っているエアコンを壊した場合に修理が出来ないわけです。
ちなみに長くやっているお掃除屋だったら正直クリーニングで壊すことはほぼないと言えます。しかし分解したり、水や洗剤で洗浄するのだからリスクが高くなります。触らないで洗浄出来るわけではないのでしょうがない事です。壊れるのは大体経年劣化ですねw
おそうじ革命ではこういったエアコンも作業しておりますが、もし万が一故障した際の保障はしておりません。(部品がないのでそもそも丸々交換になりかねない)はっきり言うとそれでもよければ清掃します。という感じです。
なかなか難しいのですが、故障する寸前のエアコンが清掃のタイミングでたまたま故障することのほうが多いのでご理解いただきたいです( ノД`)
しかしそれでもご注文される方が多いのが事実ですし、実際やっている半分ぐらいは10年超えてるエアコンのような気もします。
今日は90年式のエアコンで、壊れたら買い換えるつもりでの清掃依頼だったようですが、精神が擦り減る感じで丁寧に作業させて頂きましたw
作業の様子を紹介します!
熱交換器といわれるところです。ここに埃やカビが詰まると熱効率が落ちて、効きが悪くなります。また空気の入りこむところでもあるので、詰まっていると風の出方が悪くなったり、カビ生えると匂いの原因とかになります。
埃は前もって、掃除機で吸います。たくさんの埃を高圧で流すと水を流すところが詰まったりします。あとは洗剤かけて汚れを浮かせながら洗浄していきます。カビがすごいので、こびりついているところはブラシッシングしてしっかり汚れを落とします。
中のファンには、約30年のカビが付着しているので結構黒いですね。ファンについたカビが匂いの原因になります。またあまりにもカビや埃がつきすぎると、風の出方が悪くなります。
かなり積年の汚れがついてましたので、少し塩素で漂白しました。
黒いのはカビです。案外使ってると気にならないかもしれませんが内部は結構汚れているんです。
清掃後正常に動いてくれて安心しました。30年の汚れをリセットしてあるので、気持ちよく使えるのではないかと思います。
ちなみにこういった古いエアコンをクリーニングするのには技術と経験が出てくると思います。まあ古いため通常だと壊れないものが簡単に壊れますwそのため養生やパーツを外すのにも大変慎重に作業します。恐らくお掃除屋になりたての方には至難の業だと思いますw
当店ではこういった古いエアコンも多数クリーニングしてきた実績はありますので、宜しければおそうじ革命 八王子南店にご連絡下さい。*清掃の際の故障に対する保障はできません(-_-;)